イノベーションは財産と財産の掛け合わせ 考え方編
サカナクション、なぜか広島公演だけは延期とも、中止とも発表されない。。。
なぜなんだ、行っていいのかサカナクション。
さてさて
今日は組織のイノベーションについて触れたいと思います。
ココで言うイノベーションとは、0→1の新規アイデアや新規事業を指します。
また今回は前編の考え方編です。
システム編はまた後日書きます。
大前提、維持は停滞であり、どのような組織であれ
何か新しいものを興し、アップデートしていかなければ生き残れません。
選択と集中という中においては、生き残らないという戦略もあるかもしれませんが、それはまた別の話。
んでんで、イノベーションと聞くと難しそうですが
要は今ある財産と財産の組み合わせです。
ここでの財産とは、人、モノ、スキル、スキームを指します。
例えば、極端な例ですが
カーセンサーもじゃらんも、ホットペッパーも「マッチングさせる」というスキームは共同で、それを車、旅行、飲食店、美容院と掛け合わせる対象を変えているだけ
(もちろん、そんな一言で済むものではありませんが・・・)
車×マッチング
旅行×マッチング
etc
今ある、ヒト、モノ、スキルは、実はまったく別の領域と掛け合わせることができるのではないか
と今のアタリマエを疑うところからイノベーションは始まります。
とはいえこれはあくまで考え方。
このイノベーションを意図的に社内システムを構築し、狙っていくのが経営者の手腕となります。
先ほどの例においても、今あるスキームを応用し、マネタイズできるかどうか
それを一番考えることができるのは、お客様の声を直で聴いている営業である可能性が高いです。
営業「あー、ウチの商品ココがイケてないんだよなぁ。これできたらいいのになぁ」
営業「このクレーム、一理あるんだけど、社内ではどうにもならないなぁ」
こんな声ありませんか?思い当たりませんか?
でもこの声、多分営業は言いません、社内に持ち帰りません。秘匿します。
営業「よし、お客様のためにも俺がどうにかしよう!!」
となれば理想ですが、ぶっちゃけめんどくさいし、評価もされないのでやりません。
イチ営業が、社内で新規事業を起こしたり、イノベーションを興そうと考えるでしょうか。
ココが難しいんです。
重要なのは、トップダウンでイノベーションを誰かに命じて興そうとするのではなく
あくまで主体的なボトムアップで興るよう意図することです。
ポイントは守破離、そしてスケールのさせ方。
では、そのやり方はまた次回 システム編で。